ニュース 政治 作成日:2017年9月14日_記事番号:T00072871
柯文哲台北市長が7月に上海で開かれた都市間フォーラム「台北・上海双城論壇」で、「両岸(中台)は家族だ(両岸一家親)」などと「親中的」な発言を行ったことをめぐり、中央政府から「攻撃を受けている」と不満を述べた。14日付自由時報が報じた。
柯市長は12日夜、テレビ局のインタビューで、都市間フォーラム当時を振り返り、国家安全会議(国安会)、行政院大陸委員会(陸委会)などに演説原稿や日程を送ったところ、反応を示さず、「自分に共産党と単独で渡り合うように仕向けながら、問題が起きて初めて攻撃を受けた」主張した。
これに対し、陸委会の邱垂正副主任委員は「陸委会は各界の一致団結や台湾社会の民意を適切に伝えること、国家の尊厳と利益を守ることを呼び掛けただけで、柯市長を攻撃してはいない」と反論した。
問題の都市間フォーラムは今年で8回目を迎えたが、消息筋によれば、来年は台湾で統一地方選を控えており、上海側が開催中止を決めたとされ、次回は2019年にずれ込む見通しになっているという。
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