ニュース

記事番号:T00072880
2017年9月15日15:09

 労働部が14日発表した給与調査によると、大学卒業5年後のサラリーパーソンの平均月給は3万5,553台湾元(約16万円)で、卒業1年後から平均7,204元の昇給を得ていることが分かった。卒業後5年間の昇給幅は25.41%と大きいものの、1~2回転職しなければ5年以内に7,000元も昇給する可能性は低いと専門家は指摘しており、統計上の転職回数の多さから、若いサラリーパーソンは転職を繰り返して昇給を得ている傾向がうかがえる。

/date/2017/09/15/01top_2.jpg

 労働部の統計によると、2012年7月に卒業した大学生は30万8,314人で、卒業1年後の平均月給は2万8,349元。以降、▽2年後、2万9,411元(卒業1年後比3.75%上昇)▽3年後、3万1,401元(同10.77%上昇)▽4年後、3万3,572元(同18.42%上昇)▽5年後、3万5,553元(同25.41%上昇)──と推移している。

 最終学歴別の卒業5年後の平均月給は、▽専科学校、3万4,744元(卒業1年後は2万8,127元)▽修士、5万2,878元(4万5,873元)▽博士、7万5,881元(6万7,527元)──で、全体の卒業5年間の平均昇給幅は20.3%だった。

金融・製造業が高給

 過去5年間に専科以上を卒業した新社会人の平均月給は、業界別では金融・保険業が4万4,407元と最高で、次いで▽製造業、3万9,943元▽電力・ガス供給業、3万9,685元▽医療・社会サービス業、3万8,845元──と続いた。一方、最低はホテル・レストラン業の2万7,658元で、この他、▽農林水産業、2万8,543元▽鉱業・土石採取業、2万9,205元▽支援サービス業、2万9,789万元▽建設業、2万9,962元──は3万元以下だった。

 労働部の15年の専科以上の卒業生を対象にした転職率の統計によると、卒業後1年間で転職したサラリーパーソンの割合は43.3%と、半数近くに上った。また現在の職場が平均2.57社目と、1年に平均1回以上のペースで転職を繰り返していることがデータから見て取れる。

【表】

ニュース記事検索