ニュース 電子 作成日:2017年9月15日_記事番号:T00072886
アップル製品の動向把握で定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストは、アップルが11月3日に発売予定のスマートフォン10周年記念モデル、iPhoneXについて、来年の出荷台数が8,000万~9,000万台に達するとの予測を示した。15日付蘋果日報が報じた。
調査によると、最も高価格のiPhoneXの予約がiPhone8、8プラスより多いという(アップルリリースより)
郭アナリストは、▽オールスクリーン(狭額縁設計のインフィニティディスプレイ)▽3D(3次元)顔認証システム「Face ID」▽AR(拡張現実)対応──などの魅力で、来年第2四半期まで買い替えが進むものの、供給能力に限りがあるため、来年上半期まで需給が均衡しない恐れがあると予測した。
iPhoneXは価格が高過ぎて売れないとの見方に対し郭アナリストは、iPhoneXのスペックや高価格は予想通りで、投資家は需要を楽観していると指摘した。発売時期が遅いのは、iPhone8、iPhone8プラスの予約受付を考慮したものと分析した。
また郭アナリストは、アップルの顔認証「Face ID」がユーザーに受け入れられるかは観察が必要と述べた。指紋認証が市場からなくなることはないが、今後は顔認証の方に注目が集まるので、指紋認証関連メーカーの成長に不利となると予想した。
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