ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年9月15日_記事番号:T00072888
自動車部品大手、東陽実業廠が14日発表した8月の連結税引き前利益は前年同期比6.9%増の2億1,700万台湾元(約8億円)で、非需要期にもかかわらず同月の過去最高を記録した。同社は中国5大手自動車グループのサプライチェーン入りしており、人民元為替相場の上昇による為替差益が8月は1,406万元に上ったことが好業績を後押しした。また1~8月累計の1株当たり純利益(EPS)も3.09元で過去最高を更新した。15日付工商時報が報じた。
東陽実業の今年の好業績は主に、OE(新車装着用)事業が支えている。台湾工場で欧州および日本向け水性塗料や電解めっき製品の出荷が順調となっているほか、傘下の中国・武漢翔星(湖北省)が先ごろ、上海通用(GM)汽車から新車向け計器盤を受注。第4四半期より出荷を開始する。
なお同社傘下の中国の各工場では下半期より相次いで拡張工事が完了し、量産に入る見通しで、今後さらなる業績成長が見込まれる。
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