ニュース 金融 作成日:2017年9月15日_記事番号:T00072896
年初からの人民元為替相場の上昇を受け、台湾における人民元預金残高が増加に転じている。外貨取引最大手の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)では、8月末時点の人民元預金残高が161億人民元(約2,700億円)と1月に比べ20億人民元増加。昨年の減少分の約7割を回復した。15日付経済日報が報じた。
兆豊銀によると、同行の人民元預金顧客は台商(海外で事業展開する台湾系企業)など企業が大部分を占めるが、人民元相場が上昇を続ける状況の中、企業、個人投資家とも人民元への買い増し意欲が高まってるという。
また市場では、10月18日に開催される中国共産党全国代表大会(党大会)までは人民元高が続き、同大会後も急激に下落することはなく、現時点で買い増しを行うリスクは低いとの見方が大勢を占めている。
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