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台新金控、ニューブリッジと中国進出で提携か


ニュース 金融 作成日:2008年5月8日_記事番号:T00007292

台新金控、ニューブリッジと中国進出で提携か


 台新金融控股は7日、大株主のニューブリッジ・キャピタルが出資する深圳発展銀行を通じ、中国進出を図る可能性を示唆した。台新金控はニューブリッジが深圳発展銀行に20%以上を出資し、経営に一定の影響力を持っているため、中国進出の有力な足掛かりになると判断した。8日付経済日報が伝えた。

 一方、台新金控の林克孝総経理は同日、彰化銀行との合併交渉が難航していることについて、「昨年予定していた株式交換にはまだ成功していないが、馬英九新政権発足後に政府、政府系株主、取締役会の意見一致を目指した上で、合併手続きを再開したい」と述べた。

 台新金控は彰化銀行の取締役会の定員を削減し、今年11月の役員改選で取締役会の3分の2を掌握する構想とされる。これについて林総経理は、「それが台新の目的というわけではない。政府が方向性を示すのを待っている。台新は合法的な環境の下で合併を進め、強硬な手段は取らない」と述べ、新政権による第2次金融改革の方向性が示されるのを見守る考えを示した。