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蔡総統の満足度46%、頼行政院長就任で急上昇【図】


ニュース 政治 作成日:2017年9月18日_記事番号:T00072928

蔡総統の満足度46%、頼行政院長就任で急上昇【図】

 台湾民意基金会が17日発表した世論調査によると、蔡英文総統の満足度が46.4%と、前月比16.6ポイント急上昇し、昨年の就任4~5カ月後の水準を回復した。東華大学民族事務発展学系の施正鋒教授は、頼清徳行政院長の就任効果だが、成果が出せない場合は有権者の反感が大きくなると予測した。18日付蘋果日報が報じた。

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 蔡総統の満足度は昨年5月の就任当初の69.9%から低下が続き、立法院で一例一休(週休2日制)などを盛り込んだ労働基準法(労基法)改正案が改正された12月に40%を割り込んだ。今年は2月は40%を回復したものの、その後30%台が続き、8月には29.8%まで低下していた。

 蔡総統に「不満足」との回答も36.4%と、8月の50%から13.6ポイント低下した。林全・前行政院長の辞任と内閣改造に対しては「賛成」が69%、「反対」が17.5%だった。

 このほか、柯文哲台北市長の好感度は68.3%に上り、反感はわずか7.9%だった。人気度は66.75度と、頼行政院長の63.44度を上回った。