ニュース 公益 作成日:2017年9月19日_記事番号:T00072948
経済部能源局(エネルギー局)が計画しているオフショア風力発電モデル地区3カ所のうち、1カ所を建設する台湾電力(台電、TPC)が実施した第3回事業者選定が18日、入札不調に終わった。19日付工商時報が伝えた。
今回の入札には中国鋼鉄(CSC)とベルギーのヤン・デ・ヌルの2社が応札し、いずれも入札価格が公告予算の約53億台湾元(約200億円)を上回ったが、完成時期が所定の2020年6月に間に合わない点が落札条件を満たさなかった。
TPCは19日にも予算面、完成目標の調整が可能かどうか両社と交渉を行うことにしている。
TPCのオフショア風力発電モデル地区は出力110メガワット(MW)で、3カ所のうち主力。既に環境影響評価も通過している。3カ所のうち、順調に進んでいるのは、上緯企業(SWANCOR)の事業だけで、残るTPC、福海の事業は先行きが不透明となっている。
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