ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北市のオフィス賃料、8〜10%の上昇観測


ニュース 建設 作成日:2008年5月8日_記事番号:T00007296

台北市のオフィス賃料、8〜10%の上昇観測

 
 欧州系の不動産投資会社ジョーンズ・ラング・ラサール(仲量聯行)によると、台北市ではオフィスビル物件の賃貸市場が好調で、高級オフィス(A級オフィス)物件の平均月間賃貸料は前年を8~10%上回る1坪2,700台湾元(約9,200円)以上に達する可能性が高いという。同社の趙正義総経理は、「新政権の開放政策が年内に実施されれば、上昇率はさらに大きくなる」と期待を示した。8日付工商時報が伝えた。

 英国系大手不動産投資コンサルティング会社サビルス(第一太平戴維斯)の朱幸児総経理によると、信義計画区のA級オフィス物件の空室率は過去最低の6.03%まで低下しているという。

 一方、商業不動産仲介を手がける瑞普国際物業(REプロ・インターナショナル)の劉美華総経理は「台北のオフィスビルの投資や賃借に関する問い合わせは、総統選後に2倍以上に増えた」と指摘した。