ニュース 電子 作成日:2017年9月20日_記事番号:T00072964
カーエレクトロニクス用プリント基板(PCB)最大手、敬鵬工業(チンプーン・インダストリアル)は市場における新たな需要に応えるため、今後も台湾およびタイ工場を中心に生産能力の拡充を継続する方針だ。このうち台湾工場では来年、約10億台湾元(約37億円)の設備投資を計画しており、新ラインが稼働すれば年間生産額は11億8,000万元に拡大する見通しだ。20日付経済日報が報じた。
19日にで業績発表会を開催したチンプーンは、世界市場で毎年4,000万~8,000万米ドルの新規受注獲得を目標に掲げ、主なターゲットは安全分野となると説明した。
同社の生産能力は現在、エンジン、シャシー・サスペンション、エアバッグシステム関連の製品を主に生産する台湾工場が70%を占める。またタイ子会社のドラコPCBは今年8月、6億タイバーツ(約20億円)の増資を完了しており、来年は生産能力のさらなる充実を目指す。
チンプーンの過去5年、毎年5~10%の安定増収を続けており、2014年に初めてカーエレ用PCB市場で世界最大手の座に就き、16年も世界シェア12%で首位を守った。
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