ニュース 金融 作成日:2017年9月20日_記事番号:T00072975
第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)は、中国河南省で進めてきた農村向けの小口金融業務を行う「村鎮銀行」の設立計画の中止を決めた。同計画は2012年に金融監督管理委員会(金管会)から認可を受けたが、中台サービス貿易協定が発効せず、事業開始のめどが立っていなかった。20日付経済日報が報じた。
第一銀の主管によると、同計画のために購入した2棟の建物のうち、1棟は今月売却しており、残る1棟も年内に売却する方向で交渉中だ。
第一銀の鄭美玲総経理は、中国にはすでに分行(地域本部に相当)が3カ所、支行(支店に相当)が1カ所、リース会社が3社あり、当面は新たな進出は行わないと説明。今後は政府の新南向政策に沿って東南アジアなどへの展開に注力すると話した。
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