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ウーバーとタクシーが提携、10月に台北でサービス開始


ニュース 運輸 作成日:2017年9月20日_記事番号:T00072977

ウーバーとタクシーが提携、10月に台北でサービス開始

 配車アプリ「Uber(ウーバー)」は19日、タクシー業者と提携したサービス「UberTAXI」を10月中旬に開始すると発表した。当初は皇冠大車隊(クラウン・タクシー)、亜太衛星車隊と提携し、台北市でサービスを提供する。20日付自由時報が報じた。

 ウーバーは既存の配車アプリ「Uber」との違いについて、「UberTAXI」では乗客がタクシーのメーターに基づいて運賃を現金で支払うと説明した。

 皇冠大車隊の保有車両数は台湾全土で2,500台だが、うち何台が「UberTAXI」で提携するかは未定。同社の呉俊徳総経理は、ウーバーとの提携で、流しのタクシーを減らしたいと期待感を示した。

 亜太衛星車隊の保有車両数は100台で、新北市の板橋区、土城区、鶯歌区を中心に営業している。同社の陳新鈞総経理は、ウーバーとの提携によりシステム開発に多額の投資を行わずに済むと述べた。

 「UberTAXI」の合法性について交通部は、ウーバーが情報の管理を行い、タクシー業者が輸送サービスと運賃徴収を担うのなら違法ではないとの見方を示した。