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味丹、カンボジアでキャッサバ栽培に投資


ニュース 食品 作成日:2008年5月8日_記事番号:T00007299

味丹、カンボジアでキャッサバ栽培に投資

 
 味丹企業集団(ベダン)傘下で中国、ベトナム市場を担当する味丹国際(ベダン・インターナショナル)は、キャッサバでんぷんの国際価格の上昇を好感し、カンボジアでのキャッサバ栽培事業への1,000万米ドルの投資を決定した。2010年から供給開始の予定で、ベトナムのうま味調味料工場向けを優先する。8日付蘋果日報が報じた。

 キャッサバはうま味調味料の原料であると同時に、石油の代替エネルギー、バイオエタノールを精製することもできるとして注目を集めている。味丹でも、グループ内部での原料の安定供給以外に、生産量が一定の水準に達した後は外部にバイオエタノール精製原料として販売したい考えだ

 創業50年を迎える味丹は、うま味調味料の世界シェア20%と味の素に次いで第2位につけている。現在グループの通年売上高は185億台湾元(約630億円)を超える。