ニュース 電子 作成日:2017年9月21日_記事番号:T00072992
発光ダイオード(LED)チップメーカーからの事業転換を積極化する鼎元光電科技(TYNTEK)は、今後12億~13億台湾元(約45億~48億円)を投じてセンサー部品工場を新設する計画だ。新工場の初期月産能力は6インチのエピタキシャルウエハー3万枚の計画で、来年第2四半期に量産を開始する予定だ。21日付工商時報が報じた。
鼎元光電は従来、晶元光電(エピスター)向けにLEDチップの受託生産や検査業務を手掛けてきたが、近年の中国メーカーの台頭に伴い、センサーデバイスや光通信製品への事業転換を進めている。うちセンサー部品の売上高構成比は既に昨年、40%を突破しており、今年は50%に迫る状況となっている。
製品構成の調整が奏効し、鼎元光電の今年第2四半期の営業利益率は13.03%と過去最高を記録、これにより同社はセンサー部品事業により積極的に注力する方針を決めた。
同社によると、センサーデバイスの売上高構成比は現在10~15%程度だが、粗利益率は平均30%を維持しており、中長期的には売上高構成比を60~70%まで高めたい考えだ。
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