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柯文哲台北市長、「来年敗れたら医師に戻る」


ニュース 政治 作成日:2017年9月21日_記事番号:T00073007

柯文哲台北市長、「来年敗れたら医師に戻る」

 来年の台北市長選挙で、民進党との協力に暗雲が立ち込めている柯文哲市長は20日、議会での質疑で、民進党が独自候補を擁立しても自身は立候補して戦い、敗れた場合は医師の仕事に戻り、2020年の総統選挙には立候補しないとの考えを示した。21日付自由時報が報じた。

/date/2017/09/21/18ke_2.jpg民進党は的か味方かと問われた柯市長は、味方は多く敵は少ない方がいいと答え、明言を避けた(20日=中央社)

 柯市長は14年の選挙では民進党の協力を得て当選しながら一線を画し、7月に中国・上海市で開催された都市間フォーラム「台北・上海双城論壇」では「両岸(中台)は家族だ(一家親)」などと発言して、民進党支持層の不満を買った。台北市の民進党支持者の間では、来年の選挙では柯市長、国民党候補者、民進党候補者の三つどもえになっても民進党独自の候補を擁立すべきとの声が高まっている。

 来年落選したら20年の総統選に挑戦するかとの議員の質問に対し柯市長は「来年敗れたらおしまいだ。18年に勝てなければ崩壊であり、撤退する」と発言した。