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台塑化、米探掘事業に追加投資


ニュース 石油・化学 作成日:2017年9月22日_記事番号:T00073023

台塑化、米探掘事業に追加投資

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は、米国での探掘に強い意欲を示しており、今年8月、米子会社「FPCC USA」に対し2,800万米ドルの追加投資を行った。22日付経済日報が報じた。

 FPCC USAは2007年に設立し、主にテキサス州とアラバマ州で探掘を行っているが、9億台湾元(約33億円)の累積赤字となっている。

 台塑化の曹明総経理は「探掘はハイリスク、ハイリターンで、事前の調査で油田を掘り当てる確率が70~80%あったとしても、実際にはまったく収穫がない場合もある」と説明した。

 一方、台湾中油(CPC)も米テキサス州、ルイジアナ州、コロラド州や南アフリカなどで探掘を行っており、今後も継続すると表明している。