ニュース その他製造 作成日:2017年9月25日_記事番号:T00073049
中国政府が環境保護政策を強化する中、同国の一部染色加工メーカーが減産や生産停止を命じられる状況となっており、遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)や得力実業(デ・リカシー・インダストリアル)、弘裕企業といった台湾の紡織メーカーが転注の恩恵を受けている。各社の中国工場は受注が満杯状態となっているため、生産能力の拡充も検討している。25日付経済日報が報じた。
エベレスト上海工場では昨年下半期より転注が増えており、同工場の上半期利益は5,549万台湾元(約2億円)と前年同期比で1.2倍に増加した。
またデ・リカシーの杭州工場、福発工場(浙江省)も受注が満杯で、杭州工場の上半期利益は前年同期比5.3%増の2,986万元と親会社の利益全体の17%を占めた。業績好調を受けて同社は新たな生産拠点設置を検討している。
弘裕企業の浙江工場では10月に織機100台の増設を完了する予定で、織機の総数は400台に増える。年末には稼働率が100%に達すると見込んでいる。
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