ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月25日_記事番号:T00073050
経済部統計処が22日発表した8月の小売業売上高は3,426億台湾元(約1兆2,800億円)で、前月比1%増、前年同月比4.3%増だった。1~8月累計では2兆6,837億元と前年同期比0.1%減まで改善した。23日付工商時報などが報じた。
小売業売上高は、暖冬と中国人観光客の減少を背景に、上半期は金融危機の影響を受けた2008年以降で初のマイナス成長を記録した。王淑娟副処長は、8月には中国人観光客が前年同月比プラス成長となった他、内需も拡大傾向となり、第4四半期には新車の発売が相次ぐことから、通年ではプラス成長が期待できると話した。
卸売業の8月売上高は前月比5.1%増、前年同月比6%増の8,827億元で、単月の過去最高を記録した。春節連休の影響を受けた1月を除き、10カ月連続で前年比プラス成長となった。モバイル機器が好調で、機械器具業が3,720億元と前月比4.2%増、前年同月比7.6%増となった。
飲食業の8月売上高は前月比1.2%増、前年同月比4.2%増の391億元で、同月として過去最高だった。業者による店舗数の拡大や新ブランド展開の他、飲料スタンドや氷菓などの販売が伸びたことが要因だ。
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