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作成日：2008年5月8日_記事番号：T00007306
ＴＳＭＣ上海松江工場、Ｑ１損失5.2億元に
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の中国・上海松江工場は第１四半期の純損失が５億2,900万台湾元（約18億円）に上った。昨年同期の損失は１億2,700万元で、一挙に４倍以上に拡大した。８日付経済日報が伝えた。
また、昨年通年では９億5,700万元の損失で、一昨年の６億3,700万元から1.5倍に拡大した。ＴＳＭＣ全体では第１四半期、281億元の純利益を上げ、他のファウンドリー３社との差を広げた。
上海松江工場は現在、単月で３万4,000枚のウエハーを出荷しているが、2004年の設立以来、利益を上げていない。ＴＳＭＣは今年下半期から同工場の月産能力を約４万枚まで拡充する計画だ。
