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企業秘密流出、イノテラ元幹部5人を起訴


ニュース 電子 作成日:2017年9月26日_記事番号:T00073063

企業秘密流出、イノテラ元幹部5人を起訴

 米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーが昨年、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)を買収後、同社のエンジニアが中国企業に引き抜かれ、企業秘密が流出したとされる事件で、桃園地方法院検察署は25日、イノテラの元幹部社員5人を営業秘密法違反、著作権法違反などの罪で起訴した。26日付自由時報が伝えた。

 起訴された5人はイノテラ在職当時の3倍以上の給与で、昨年9月から11月にかけ中国紫光集団傘下の長江存儲科技(YMTC)などに転職した。

 起訴状によると、5人はイノテラを退職前、同社のセキュリティーや機密保持に関する規定に違反し、携帯電話のカメラやコピーなどを通じ、機密資料を持ち出していた。一部被告は在職中に携帯電話や電子メールで機密資料を中国に送っていた。

 5人は「持ち出した文書は機密だと思わなかったか、退職時に廃棄を忘れたものだ」などと主張しているという。