ニュース 石油・化学 作成日:2017年9月26日_記事番号:T00073068
ナイロン大手の集盛実業は25日、台湾で初めてコラーゲンを原料に使用したナイロン繊維を発表した。既に儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)など台湾メーカーの認証を得ており、来年第1四半期に量産する予定だ。26日付工商時報が報じた。
集盛実業の蘇百煌総経理によると、同ナイロン繊維は魚鱗(魚のうろこ)由来のコラーゲンとナイロン6を使用して開発。肌への密着性、消臭性が高く、▽パジャマ▽ヨガウエア▽トライアスロンウエア▽補正下着▽スキニーパンツ──などに応用可能だ。販売価格は従来のナイロン糸の2.5倍に達するという。
現在は月300トンを試験生産しているが、量産後の月産能力は3,000トンと10倍に増える見通しだ。
エクラットの洪鎮海董事長は、既に同繊維の染色加工、生地製造、既製服の着用テストを行っており、早ければ3カ月後に発注すると話した。
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