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新光三越、1~8月売上高3%減


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年9月26日_記事番号:T00073073

新光三越、1~8月売上高3%減

 百貨店大手、新光三越百貨は1~8月売上高が前年同期比3%減少した。うち、レストランやフードコートなどの飲食は前年同期比8%増加し、売上高全体の16.8%を占めた。呉昕陽執行副総経理は、2年後に飲食の売上高構成比が20%を上回る見通しで、その後は飲食テナントの調整はせず、しばらく様子をみると説明した。26日付工商時報が報じた。

 このほか新光三越の1~8月売上高は、化粧品が前年同期比6.5%増で構成比14.4%、高級品は構成比12.5%で、ルイ・ヴィトンやグッチが2桁成長だった。

 呉執行副総経理は、昨年7月の売上高が夏季セール効果で高水準だったので1~8月売上高が3%減少したが、今年上半期の売上高は小幅成長したと強調した。小売業はどこも苦戦しているが、軍人・公務員・教員(軍公教)の来年の給与引き上げ、週休2日制(一例一休)の見直し方針により、購買意欲は改善傾向にあると述べた。

 新光三越は、年内に高雄市前鎮区の複合商業施設、大魯閣草衙道(タロコパーク)を引き継ぐ予定だ。呉執行副総経理は、タロコパークはスポーツ、アウトドア用品の大型店が充実しており、今後は化粧品売り場を増やすと明らかにした。