ニュース 社会 作成日:2017年9月26日_記事番号:T00073085
台北市の台湾大学陸上グラウンドで24日に開かれた中国の音楽イベントで起きた衝突事件で、警察はこれまでに急進的な中台統一を主張する政治団体「中華統一促進党」のメンバーら5人を傷害の疑いで摘発した。
頼行政院長(中)は、同様のトラブルが起きないよう、台湾大学に対し、今後、類似イベントへの会場貸し出しを行わないよう求めた(26日=中央社)
容疑者には、有力暴力団「竹聯幇」の元幹部で「白狼」のニックネームを持つ張安楽氏の次男、張瑋容疑者も含まれている。
26日付自由時報によると、台湾大の学生は「暴力を扇動したのは張瑋容疑者だ」と同紙に告発。警察も中華統一促進党のメンバーと台湾大の学生が3回にわたり小競り合いになったことを確認した。
台北市政府警察局は「今回の事件は特定の人物が計画的に背後で指揮していた可能性がある。もし暴力団が関与していれば、組織犯罪の方向で捜査を進める」と説明した。
頼清徳行政院長は26日、今回の事件について、「暴力団がこん棒で学生を殴打したというのは重大な事件だ。法務部、内政部警政署などに適正な処理と社会への説明を求める」と述べた。
今回のトラブルについて、民進党の台北市議団は、台北市政府の鍾永豊文化局長に謝罪を要求する声明を発表した。
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