宏達国際電子（ＨＴＣ）は26日、バーチャルリアリティー（ＶＲ）空間で他のプレイヤーとコミュニケーションが取れる無料のソーシャルゲーム「VRChat」を運営するVRChat社が実施した、シリーズＡラウンドに当たる400万米ドルの資金調達に応じ、追加出資を行ったと発表した。27日付工商時報が報じた。
またＨＴＣは同日、開設から１年間が経過した同社のＶＲコンテンツ配信サイト「Viveport」でこれまでにリリースされたコンテンツが1,000タイトルを超えたと明らかにした。
なおViveportでは10月から今年末にかけて、プラットフォーム利用費を免除する計画で、コンテンツ開発者は需要期の第４四半期に同プラットフォームを通じた販売による利益の全てを獲得することができる。
またゲームセンターなど娯楽施設向けのＶＲコンテンツ管理プラットフォーム「Viveport Arcade Manager」について、既に世界15カ国・地域、50カ所を超える施設で試験運用されていると明らかにした。
