ニュース 電子 作成日:2017年9月27日_記事番号:T00073097
新竹科学工業園区(竹科)管理局の統計によると、竹科に進出しているIC設計会社は今年8月末時点で115社と、2013年の143社から28社(20%)減少した。IC設計は参入が難しいこと、人材が不足していることや、中国でのスマートフォンのサプライチェーン台頭などが背景にある。27日付自由時報が報じた。
竹科に進出している企業数は年々増えており、昨年は487社に上った。一方、半導体メーカーは14年202社(うちIC設計136社)、15年192社(IC設計132社)、16年189社(IC設計129社)と、減少が続いている。
竹科の関係者は、10年以上前は半導体メーカーが毎年20社以上設立され、うち半数以上はIC設計会社だったが、ここ数年は半導体産業の成長が鈍化していると指摘した。
竹科に進出している企業の16年売上高は1兆395億台湾元(約3兆9,000億円)で、前年比5.61%減と2年連続で減少した。売上高の7割以上を半導体産業が占めており、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は成長しているものの、企業数の減少が売上高減少につながっている。
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