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液晶搭載iPhone来年も継続か、鴻海に有利【表】


ニュース 電子 作成日:2017年9月27日_記事番号:T00073098

液晶搭載iPhone来年も継続か、鴻海に有利【表】

 韓国メディアThe Bellの報道によると、アップルは来年発売する次世代スマートフォン3機種全てに有機EL(OLED)パネルを搭載する計画を諦め、6インチ以上の液晶パネルを搭載した機種も発売する計画だ。液晶パネルはジャパンディスプレイ(JDI)に発注したとされる。報道が事実であれば、液晶パネル技術の改良を進めつつ、JDIと有機EL事業での提携交渉を進めている鴻海精密工業にとって有利になる可能性がある。27日付蘋果日報が報じた。

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 The Bellが韓国のスマホ部品サプライヤーの情報を基に伝えたところによると、アップルは来年、5.28インチ、5.85インチ、6.46インチの有機ELパネルを搭載した次世代iPhone3機種を発売する計画だったが、5.28インチ機種の売れ行きが見込めないとして、同機種の代わりに液晶パネル搭載機種の投入を決定したようだ。

 鴻海傘下、シャープの桶谷大亥上席常務は今月、日本経済新聞の取材に対し、経営不振のJDIに対して有機EL事業での協業を提案していることを明らかにしていた。シャープとJDI、JDIが子会社化を予定する有機EL会社JOLED(ジェイオーレッド)の3社での「将来的な事業統合も視野に入れる」と話し、「先行する韓国勢に対抗する」との考えを示した。