ニュース 運輸 作成日:2017年9月27日_記事番号:T00073105
台北市交通局は26日、一方通行となっている市内幹線道路、仁愛路(東から西)と信義路(西から東)を双方向通行に変更する計画を当面取りやめると表明した。双方向通行にした場合、車が両道路から抜け出すのに現在より5分以上、帰宅ラッシュ時には20分以上かかり、交通渋滞がさらに悪化する可能性があるとの研究結果を受け、現時点で実現性が低いと判断した。27日付自由時報が報じた。
交通局は仁愛路の通勤ラッシュ時の交通量が昨年末時点で5%減少したことを受け、上半期より仁愛路と信義路の双方向通行化の検討を進めてきた。ただ、実現性評価の結果、双方向通行にした場合、建国南路など幹線道路との交差点で交通状況に大きな影響が出て、仁愛路と信義路の周辺住民の帰宅が困難になることが判明した。
交通局の張哲揚局長は、仁愛路と信義路の交通量がそれぞれ5%減少すれば双方向通行化の検討を再開すると説明。交通量の削減に向けては、市民の公共交通機関の利用を促すためバスやMRT(都市交通システム)で使える定期券などを推進する可能性があると述べた。
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