ニュース 公益 作成日:2017年9月27日_記事番号:T00073107
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は、第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷)での石炭火力発電所で今年の石炭使用枠を使い切ることから、1号機と2号機が10月28日ごろに稼働を中止するとの見通しを明らかにした。27日付経済日報が伝えた。
石炭使用枠を早めに使い切る見通しとなったのは、夏の電力不足に対し、台湾電力(台電、TPC)を通じた電力供給に全面的に協力したためだ。今年は和平発電所(花蓮県)での送電塔倒壊、8月15日に台湾全土で起きた大規模停電などで、麦寮発電所をフル稼働する必要があった。
麦寮発電所の稼働停止により、台湾の電力の供給予備率は3.6ポイント低下する見通しだ。TPCは秋から冬にかけ、発電所の定期点検を実施する予定で、元々供給予備率が6%前後まで低下する予定だったことから、麦寮発電所の稼働中断により、供給予備率は3%前後まで低下することになる。
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