ニュース 電子 作成日:2017年9月28日_記事番号:T00073117
発光ダイオード(LED)の中国最大手、三安光電は27日、台湾の同業、晶元光電(エピスター)に対する持ち株3.05%を放出したと発表した。今回のエピスター株処分で、中台のLED業界掌握を目指した三安光電の思惑はついえたことになる。28日付経済日報が伝えた。
三安光電は2012年11月、当時台湾LED業界2位だった璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の株式19.9%を取得。さらに、14年7月、エピスターが璨円光電を買収したことで、三安光電はエピスターの筆頭株主となっていた。しかし、業界内での競争関係から、三安光電はエピスターの董事会で終始発言権が得られなかった。
エピスターの広報担当者は「株主の財務上の必要による株式売却にはコメントしない」と述べた。三安光電から株式売却の連絡はなかったという。
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