ニュース 政治 作成日:2017年9月28日_記事番号:T00073134
王金平前立法院長(国民党)はこのほど自由時報のインタビューに応じ、蔡英文総統が打ち出した憲法改正構想について、「各党派に異なる意見や算段があるだろうが、(議院)内閣制は与野党が比較的共通認識を持てる議題だ。この機会に共に推進し、民主主義をレベルアップさせるべきだ」と持論を展開した。
王前院長は「総統制(大統領制)を支持する人は内閣制を不要だというが、内閣制は権力と責任に見合い、台湾に適した体制だ」と述べ、国民党に検討小委員会を設置することを提案した。国民党の立法院議員団も今会期中に憲法改正委員会を設置することを目指している。
ただ、与党民進党内では現行の総統制を支持する意見が主流だ。民進党所属の立法委員41人はこのほど連名で、憲法改正後も総統制を維持すべきだとする提案を行った。
署名に加わった蘇巧慧立法委員は「改憲提案は皆で政治体制の問題に直面しようとするものだ。41人全員が全て総統制を支持しているわけではないが、憲法を改正すべきとの点では一致している」と述べた。
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