ニュース 金融 作成日:2017年9月28日_記事番号:T00073136
保険大手、独アリアンツグループが27日に発表した「アリアンツ・グローバル・ウェルス・レポート」によると、昨年末時点の台湾の1人当たり金融純資産(現金、銀行預金、有価証券などを基に計算し、負債額を差し引いたもので、不動産は含まない)は平均9万2,360ユーロ(約1,200万円)で国・地域別の世界5位となり、前年より3ランク上昇。10年の調査開始以来、最上位を記録した。昨年、台湾株式市場で加権指数が通年で915ポイント(10.98%)上昇したことがランクアップの主因とみられる。28日付自由時報が報じた。
同レポートによると、台湾の金融資産は昨年、過去7年で最大の成長幅を見せたが、一方で負債額も前年末に比べ4.8%増加した。これについてアリアンツのマイケル・ヘイズ主席エコノミストは「過去数年間、台湾の負債比率は安定した状態が続いているが、個人の負債が増え過ぎれば、台湾経済の発展に致命傷となる」と警告した。
なお昨年末時点の1人当たり金融純資産が台湾より上位だったのは、▽米国、17万7,210ユーロ▽スイス、17万5,720ユーロ▽日本、9万6,890ユーロ▽スウェーデン、9万5,050ユーロ──の4カ国。
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