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米国の健康ウエアラブル商機、原相など恩恵か


ニュース 電子 作成日:2017年9月29日_記事番号:T00073145

米国の健康ウエアラブル商機、原相など恩恵か

 米食品医薬品局(FDA)がこのほど、心拍計、血圧計などの計測機能を備えたウエアラブル(装着型)端末など「健康デジタル商品」の審査加速に向けたパイロットプログラムを開始したことで、台湾メーカーも間接的に恩恵を受けそうだ。29日付工商時報が伝えた。

 これまで健康データの計測機能を備えたウエアラブル端末は、監督当局の認可がハードルになり、市場拡大が遅れていたが、FDAは普及に向け規制緩和に乗り出した。同プログラムにはアップル、サムスン電子、フィットビット、ジョンソン&ジョンソンなど9社が参加を決めている。

 このため、光電式容積脈波記録法(PPG)技術を保有する原相科技(ピクスアート・イメージング)や偉詮電子(ウェルトレンド・セミコンダクター)には追い風となる見通しだ。PPG技術による原相科技の心拍センサーは既に韓国LGエレクトロニクスや中国・龍旗集団、米アンダーアーマー向けに採用された。偉詮電子の心拍計測マイクロコントローラーも新日本無線の光学センサーやロームの加速度計に採用された。