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アモイ空港、中台航空貨物の中継点目指す


ニュース 運輸 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007315

アモイ空港、中台航空貨物の中継点目指す


 新政権による中台直航便開放後、台湾と最も近い中国の空港となるアモイ空港は、台湾航空会社の大型貨物便の中国各地に向けた中継点となるべく計画を進めているもようだ。9日付工商時報が報じた。

 アモイ市直属の国有企業集団、アモイ航空港集団も、中台間の貨物運送を一つの企業に担わせることによりコストが低減できるとして、台湾の航空会社との合弁会社設立に向け積極的に協議を進めている。

 アモイ航空集団幹部によると、アモイ空港の国際線通関カウンターは現在38カ所しかないが、6月初めには58カ所まで増設する予定だ。また、空港第3期拡張工事も始まり、全長3,600メートル、幅60メートルの滑走路が設置され、駐機場も55機が駐機可能な40万2,000坪まで拡張されるという。

 アモイ市は、台湾産業界からの意見を聞くため、政協委員の台湾人企業家を同市への視察に招いている。現在までにアモイ正新橡膠工業の陳秀雄董事長など5人が視察に訪れている。