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台湾製EV、比ジプニー電動化で商機


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年9月29日_記事番号:T00073150

台湾製EV、比ジプニー電動化で商機

 中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)は、フィリピンとインドで台湾メーカーの電気自動車(EV)の売り込みを強化する方針だ。特にフィリピンでは来年からジプニー(フィリピン式乗り合いバス)の電動化が推進される予定だ。6年以内にジプニーの台数全体の10%を電動化する計画で、少なくとも2万台の需要が見込まれる。29日付工商時報が伝えた。

/date/2017/09/29/03car_2.jpgフィリピンのジプニーは、料金が安い上、どこでも乗り降りでき、市民の足として活躍している(YSN)

 TAITRAは台湾の業界各社と「電動車産業聯盟」を設立し、フィリピン現地業者との接触を開始した。

 フィリピンにはまだEVの業界基準が存在しないため、TAITRAは台湾の現行基準をフィリピンに採用してもらい、台湾メーカーの進出に有利な環境をつくることを目指す。

 インドでもTAITRAの黄志芳董事長
が今年6月、現地の業界団体と意見交換を行った。