ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

不動産仲介業界、サブブランド追加でシェア拡大へ


ニュース 建設 作成日:2017年9月29日_記事番号:T00073152

不動産仲介業界、サブブランド追加でシェア拡大へ

 不動産仲介業界は今年7月に店舗が6,307店と、今年1月比で1.1%減少した。ピークだった2015年の6,958店と比べると9.1%の減少だ。こうした中、業界各社はサブブランドの立ち上げでシェア拡大に躍起だ。29日付工商時報が伝えた。

 住商不動産の加盟店舗数は488店。サブブランドである「大家房屋」の加盟店舗数は106店となり、年内に130店まで拡充を目指す。大家房屋は今年1~8月の1店舗当たりの平均成約件数が44.9%の伸びとなるなど好調だ。

 住商不動産は、大家房屋が300店舗に達した時点で、さらに「第3のブランド」の展開も検討する構えだ。

 永慶房産集団は現在、永慶不動産、有巣氏、台慶不動産という3つのブランドを並行して展開している。同社幹部は「不動産好況時はどの仲介ブランドでも大差ないが、低迷時にはどのブランドの集客力が強いかはっきり表れる。評判こそ勝負の鍵だ」と話した。