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陽明海運、バラ積み事業を独立新会社に


ニュース 運輸 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007317

陽明海運、バラ積み事業を独立新会社に

 
 陽明海運(ヤンミンライン)は8日の董事会で、経営効率の向上と財務の柔軟性確保のため、順調に業績を伸ばしているバラ積み事業を独立させ、100%子会社「光明海運公司」の設立を決めた。同事業部は昨年の利益が10億台湾元(約33億7,000万円)に上り、今年はさらに倍増するとみられる。9日付工商時報が報じた。

 光明海運は今後、陽明海運のバラ積み業務と関連資産および負債を受け継ぐ。陽明海運の黄望修当事長によると、過去数年間で、コンテナ、バラ積みにかかわらず輸送量は急速に成長している。特にバラ積み事業では、新興市場での原材料需要が業績を引き上げており、先行きはコンテナ輸送よりも明るいという。

 陽明は現在10隻のパナマックス型バラ積み船を保有しており、積載量は合計で約77万2,000トンになる。さらに2013年までにケープサイズ型およびパナマックス型合わせて20隻以上に増やす予定だ。