ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年9月30日_記事番号:T00073170
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は10月1日から溶鉄年産量265万トンの第3高炉を休止し、改修工事に入る。56億台湾元(約210億円)を投じて新高炉を建設し、来年2月末以降に稼働させる計画だ。既にスラブ(半製品)の在庫130万トンを確保しているため、第4四半期の受注目標313万トンは達成できる見通しだ。30日付経済日報が報じた。
CSCによると、同社は高炉4基を持ち、溶鉄年産量は計1,000万トン。このうち第3高炉は2000年1月の火入れ後、17年以上稼働してきたため、新高炉の建設を決めたと説明した。
CSCは第3高炉の休止に備え、▽台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省で操業しているフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)の大型製鉄所からの調達▽新日鉄住金の和歌山製鉄所からの購入量引き上げ▽子会社の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の増産──などによりスラブの在庫130万トンを確保した。
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