ニュース 建設 作成日:2017年9月30日_記事番号:T00073173
生保大手、富邦人寿保険は29日、ベビー・子ども用品の麗嬰房(レ・アンファン)の台北市内湖区の本部ビルを13億台湾元(約48億円)で購入したと発表した。今後は麗嬰房から賃貸収入を得る。30日付経済日報が報じた。
麗嬰房の本部ビルは地上6階、地下2階建て、総床面積3,637坪で、車で3分で中山高速公路(国道1号)に出られる好立地だ。投資報酬率は3%で、富邦人寿では優良な投資物件とみている。
今年は生保大手による商業物件・土地の購入が少なく、今回の取引は、国泰人寿保険(キャセイライフ)が3月に台北市中山区の松江路と長春路の交差点の土地を23億2,700万元で購入して以来、半年ぶりだ。不動産業界の専門家は、今回は特別な例であり、商業ビル市場の回復を示す指標とはいえないと指摘した。
富邦人寿は同日、嘉義県の耐斯王子大飯店(ナイス・プリンスホテル)と耐斯広場(ナイス・プラザ)を、レジャー大手の剣湖山世界に48億元で売却すると発表した。富邦人寿は2009年に、当時経営不振に見舞われていた剣湖山世界から耐斯王子大飯店と耐斯広場を購入しており、今回は剣湖山世界が買い戻す形となる。富邦人寿の売却利益は4億8,800万元。
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