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台湾国際造船、陽明海運に大型船引き渡し


ニュース 運輸 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007318

台湾国際造船、陽明海運に大型船引き渡し


 台湾国際造船(台船)8日、8,240TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個分の積載能力)級の大型コンテナ貨物船「万明輪」を9日に陽明海運に引き渡すと発表した。台船は今後も大型船の建造を積極化させたい構えだ。9日付蘋果日報が伝えた。
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 万明輪は台湾の造船メーカーが建造した船舶としては最大で、全長333.2メートル、幅42.8メートル。新形鋼板の使用で船体の軽量化を図ったのが特徴。陽明海運は欧州航路に投入する。

 現在造船業界は活況で、台船には2012年分まで注文が寄せられているという。同社の今年の売上高は前年比20%増の350億台湾元(約1,177億円)を見込む。税引き前利益も当初目標の18億元を上回る見通しだ。

 同社の鄭文隆董事長はまた、年内の株式上場を目指し、馬英九新政権発足後、直ちに監督機関に申請を行う考えを明らかにした。