ニュース 政治 作成日:2017年9月30日_記事番号:T00073181
頼清徳行政院長は29日、「私は台湾独立を主張する政治家だ」と述べた発言が波紋を呼んだことを受けて、両岸(中台)政策は蔡英文総統に従うとの立場を立法院の答弁で強調し、火消しに務めた。また、台湾独立は個人的見解であり、今後は個人的立場については質問をしないよう立法委員らに求めた。30日付蘋果日報が報じた。
「両岸政策は総統の職権であり、蔡総統に従う」と強調した頼行政院長(左)。野党からは「蔡総統との不一致」も追及された(29日=中央社)
これに対し、国民党の江啓臣立法委員は、「行政院長が立法委員に質問に関する要求を行うなどあり得ない。(台湾独立と)言ったからには責任を引き受けるべきだ」と批判した。頼行政院長の発言に対しては、蔡政権高官からも「両岸は台湾の国政問題にとどまらず、国際関係にも影響するため個人的立場はない。頼行政院長はこの点は学ばなければならない」との注文が出た。
頼行政院長は、また、国民党立法委員との質疑で、台湾各地の蒋介石銅像の撤去は求めないこと、日本のいわゆる従軍慰安婦問題で、日本政府に謝罪を求める考えも示した。
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