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中華航の夏期運賃、名古屋線で4割値上げ


ニュース 運輸 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007320

中華航の夏期運賃、名古屋線で4割値上げ

 
 中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)は、夏期繁忙期に当たる6月末から9月までの国際線運賃を前年同期比で平均3割引き上げる。日本線では、中華航空の名古屋線が40%増の2万1,000台湾元(約70,800円)、長栄航空の札幌線が30%増の2万6,000元となり、上昇率が特に高くなっている。9日付中国時報などが報じた。
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 平均値上げ幅は日本線、東南アジア線が5,000~6,000元、欧米線、豪州線が1万2,000~1万4,000元だ。韓国ソウル線は6,000元強の値上げで、上昇率は48.85%にも上る。

 一方、外資系航空会社の料金は、前年並みか1割の値上げにとどまる見通しだ。香港のキャセイ・パシフィック航空は7月から、日本線、韓国線で4~5%、香港線で3~5%の値上げを実施する。康福旅行社によると、夏期のツアー料金は前年同期比で1,000~3,000元の値上げとなる見通しだ。

 今回の値上げは、原油価格の高騰により、第1四半期の損失が中華航空で29億元、長栄航空で23億元に膨らんだことが理由だという。