ニュース 社会 作成日:2017年10月2日_記事番号:T00073209
台湾大の音楽イベントで学生殴打事件を起こしたばかりの政治団体「中華統一促進党」は1日、中国の国慶節(建国記念日)に合わせ、台北市内で約2,000人規模の祝賀のデモ行進を行った。2日付自由時報などが伝えた。
デモ隊は「祖国の誕生を祝う」などと叫びながら行進した(1日=中央社)
有力暴力団「竹聯幇」の元幹部で「白狼」のニックネームを持つ張安楽同党総裁らも姿を見せ、「私の国旗」という文字と中国国旗(五星紅旗)がデザインされたシャツを着用し、五星紅旗を振り回すなどした。警察は不測の事態に備え、約600人体制で警戒に当たった。
張総裁は「中華民国が存在できるのは、中国共産党、中華人民共和国のおかげだ」などと発言した。
今回のデモについて、学生層を支持基盤とする政党、時代力量の徐永明立法委員は「中華統一促進党が暴力で民主主義を傷つけたことは台湾の恥であり、張総裁は(台湾大での暴力事件を)謝罪した上でデモを行うべきだ」と批判した。
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