ニュース 電子 作成日:2017年10月3日_記事番号:T00073218
華碩電脳(ASUS)の許祐嘉世界副総裁ははこのほど、自作(DIY)パソコン用マザーボード事業について、ビジネス用に特化したマザーボードを開発して市場に投入することで市場シェアのさらなる拡大を目指すと表明した。3日付蘋果日報が報じた。
許副総裁は、自作PC用マザーボードの最終的なユーザーの50%はビジネスユーザーが占めるが、これまASUSを含め業界では同製品の主なターゲットを個人ユーザーと定めており、ビジネス用に特化したマザーボードは開発されてこなかったと指摘。このため同社が業界に先駆けてビジネス専用製品を発売し、新たなスタンダードを確立したいと語った。
ただビジネス用マザーボードは使用環境がユーザーによって大きく異なり、一般ユーザーに比べ機密漏えい対策などより厳しい条件や、劣悪な環境化での安定した性能が要求されるため、時間をかけて各産業における需要を研究する必要があると述べた。
なおASUSはマザーボード世界市場でシェア45%と業界1位を維持。米国、欧州、日本などの成熟市場のほか、オーストラリア・ニュージーランド、インド、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポールなどでも首位に立っている。
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