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台プラの長庚医院、寧波でも推進


ニュース 公益 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007323

台プラの長庚医院、寧波でも推進

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)創業者の王永慶氏が7日夜、中国浙江省人民委員会の趙洪祝書記を訪問した際、今週6日に運営を開始したアモイ長庚医院に続き、同省寧波市にも同医院を設立することについて意見を交わしたと9日付経済日報が報じた。

 寧波長庚医院については、昨年既に寧波市政府傘下の寧波開発投資集団と提携契約を締結しており、持ち株比率は台塑集団が70%、寧波開発投資集団が30%とみられる。投資額は12億人民元(約180億円)で、資本金は4億人民元だ。設置場所は寧波市東部新城エリアで、敷地面積140ムー(約9.3ヘクタール)、病床数2,000床の総合病院となる予定。中国政府の認可が下りれば、同集団にとって中国で2カ所目の病院が誕生することになる。

 同集団の寧波市の石化プラント計画(大エチレン計画)は、環境評価を通過できず、現在中断状態となっている。王永慶氏は同日の会談で、趙書記に再開の可能性を打診したとも報道されている。