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台プラのベトナム製鉄所、6月にも着工


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年5月9日_記事番号:T00007326

台プラのベトナム製鉄所、6月にも着工


 台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省で計画している一貫製鉄所が、今月中に正式な認可を得て、6月中に着工できる見通しとなった。9日付経済日報が報じた。

 同製鉄所は、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)の主要4社と、台朔重工(フォルモサ・ヘビー・インダストリーズ)が同省の5,700ヘクタールの用地に建設するもの。同日付経済日報は投資額について、これまでの報道の3倍以上に当たる「80億米ドル」と報じている。

 第1期工事、第2期工事とも年産能力750万トンの高炉を設け、年産500トン規模の生産スペースを保留しておく。すべて完工すれば年産能力は最低でも2,000万トン、最高で3,000万トンに達する。これは中国鋼鉄の高雄工場の3倍に当たり、世界最大の単一の一貫製鉄所になるという。