ニュース 電子 作成日:2017年10月11日_記事番号:T00073291
アマゾン・ドット・コムやグーグル、アップルなどが人工知能(AI)技術を採用した音声アシスタント機能付きワイヤレススピーカーを発表する中、鴻海精密工業傘下の通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が台湾初となる中国語対応製品「智能音箱」を年内に発売する。10日付経済日報などが報じた。
現在、世界で発表されているAIスピーカーは英語および日本語対応の製品が主流で、かつ台湾では発売されていない。このため亜太電信では鴻海の設計、製造力を利用して台湾に特化した製品を開発した。
亜太電信によると「智能音箱」は、音声で時刻や天気の音声通知、インターネット上の電子書籍の読み上げ、音楽ストリーミング配信サイト「KKBOX」を利用した音楽の再生が可能なほか、鴻海傘下「弁当(BANDOTT)」ブランドのスマート型セットトップボックス(STB)やネットワークカメラと連携させることもできるという。
なお市場調査会社IHSマークイットは、音声アシスタント機能を備えたコンシューマー向けデバイスの数は世界で40億台に達し、2020年末には世界の家庭用音響市場におけるスマート型製品の市場浸透率が50%を超えると予測している。
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