ニュース 金融 作成日:2017年10月11日_記事番号:T00073300
台新国際商業銀行(台新銀行)と中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)の現金自動預払機(ATM)でこのほど、スマートフォンを通じてキャッシュカード無しで相手側の口座から現金の引き出しが可能となった。年末から来年明けには遠東国際商業銀行(遠銀)、上海商業貯蓄銀行、彰化商業銀行でも同様の利用方法ができるようになる見通しだ。10日付蘋果日報が報じた。
台湾の銀行ATMでは現在、12行の1万5,000台以上でカード無しで現金の引き出しを可能なっているが、当該ATMの銀行口座からの引き出しのみが対象となっており、他行からの引き出しはできなかった。
こうした中、台新銀は9月中旬、業界に先駆けてカード無しで他行の口座から現金の引き出しが可能となる機能をATMに加えた。ただ同機能の利用には他行も同様の機能を導入する必要があり、これまで利用できなかったが、10月より中信銀が追随し、サービス提供が可能となった。
このほか、金融監督管理委員会(金管会)が7月、銀行に対し小銭の預け入れ装置設置を認めたことを受け、中信銀、スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート、渣打国際商業銀行)、上海商銀、永豊銀行(バンク・シノパック)が既に同装置を導入している。台新銀も今年末に設置する予定だ。
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