ニュース 公益 作成日:2017年10月11日_記事番号:T00073302
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は6日、三菱商事の完全子会社ダイアモンド・ジェネレーティング・アジア(DGA、香港)、およびデンマークの年金ファンド、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)と、彰化県沖合における大規模風力発電所(ウインド・ファーム)29号の開発で協力する覚書(MOU)を交わした。7日付工商時報などが報じた。
ウインド・ファーム29号には洋上風力発電機50基以上を設置する。設備容量は約500メガワット(MW)。年間発電量は15億~18億キロワット時(kWh)を見込む。総投資額は約900億台湾元(約3,300億円)。
CSCが水中インフラ、DGAが風力発電機の製造を担い、CIPが全体の開発、財務計画を主導する。
CSCは、ウインド・ファーム29号は9月末に条件付きで環境影響評価(環境アセスメント)の審査を通過しているため、第2次環境アセスメントは不要と説明。補足資料を提出後、行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価委員会大会(環評大会)の審査に入ると表明した。
外国企業22社、1千億元投資意向
経済部主催の「全球招商論壇(国際企業誘致フォーラム)」が6日開催され、CIPをはじめ外国企業22社が経済部と投資意向書(LOI)を交わした。投資額は今後3年で1,063億元以上に上る。産業別ではクリーンエネルギー関連が5社と最多だった。
投資意向書を交わした22社のうち、日本とドイツが各6社、米国が4社を占めた(経済部リリースより)
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