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台湾株1万641ポイント、27年ぶり高値


ニュース 金融 作成日:2017年10月12日_記事番号:T00073335

台湾株1万641ポイント、27年ぶり高値

 双十節連休明けの台湾株式市場は11日、加権指数の終値が前日比108.38ポイント(1.03%)上昇の1万641.19ポイントとなり、27年ぶりの高値を記録した。連休中に米国株式市場が堅調だったことから、台湾株にも買いが入った。12日付工商時報が報じた。

 11日は台湾積体電路製造(TSMC)の株価終値が前日比3.79%上昇して全体をけん引したほか、台塑集団(台湾プラスチックグループ)、食品、セメント、金融関連の銘柄も好調だった。

 証券会社によると、11日の外資による台湾株買い越しは95億3,100万台湾元(約350億円)と過去3カ月で最高だった。10日に朝鮮労働党創建72年の記念日を迎えた北朝鮮が挑発行為を行わなかったことから、地政学的リスクが和らぎ、外資が買い姿勢を強めた。

 なお、台湾株式市場は、翌12日も前日比0.66%上昇し、終値は1万711.44ポイントとなった。