ニュース 金融 作成日:2017年10月12日_記事番号:T00073336
金融持ち株会社15社の今年1~9月の自社決算による最終利益は2,470億3,500万台湾元(約9,200億円)で、前年同期比21.93%増加した。12日付工商時報が報じた。
15社の今年3月末までの純利益の前年同期比伸び率は8.38%、1~6月が13.4%、1~9月が21.9%と四半期ごとに改善している。大きな変動がない限り、通年での20%以上の増益は確実とみられる。
上半期の銀行業界の利益は前年同期比4%減で、第3四半期の改善によっても1~9月でプラス成長に転じた程度だ。今年の金融業界は、台湾株式市場の好調によって生命保険会社や証券会社が恩恵を受けており、これらを主体とした金融持ち株会社が好調だ。1~9月では新光金融控股の432.37%を筆頭に、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)が32.96%、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)が25.57%と、傘下に生保・証券を抱える金融持ち株会社に高い利益の伸びが目立つ。
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